Ruffleを更新しました

Ruffleを更新しました。
一部コンテンツが動作していませんでしたが、以下FLASHコンテンツの動作を確認しました。

動作確認済み
ローリングウッドボックスⅡ
スタータッチゲームⅡ
What’s this?のシチュエーション
カラーシチュエーション
タイムシチュエーション
ウェザーシチュエーション
ビッグボイスゲーム
ビッグボイスゲーム2
ダイナマイトバクダンゲーム
ダイナマイトバクダンゲーム2
わり算を楽しもう!
ALTと使うスマートボード教材集

ほぼ動作可能確認(一部日本語表示ができない)
カラータッチゲーム
シェイプタッチゲーム
ナンバータッチゲーム
デイタッチゲーム
ウェザータッチゲーム
ショッピングゲーム
タイムタッチゲーム
タイムタッチゲーム2人プレイ
バルーンタッチゲーム
プレイスシューティングゲーム
プレイスシューティングゲーム2人プレイ
シークレットボックスゲーム
スタータッチゲーム
ローリングウッドボックス
ジュエルタッチゲーム
ゆけゆけロボくん
ミックスミックス

未対応
場所のフラッシュカード
場所のシチュエーション

Ruffleについて

Chrome (Windows, Mac, Chrome OS), Safari (iOS) 等のモダンブラウザで動作します。

Here We Go! 5 Unit 7 での気づき

光村図書出版の Here We Go! 5 Unit 7 では、 “What would you like?” の表現が扱われています。

  1.  “I’d like…” と “I like…” の違いに気づかせたいと思っていましたが、動画の中でティナ(ニックのお姉さん)がニューヨークのファーストフードレストランで注文する際、使い分けています。
    何を注文するか迷っている場面では “I like…” と言いますが、実際に注文をする際には “I’d like…” と変化します。
    授業では子供たちに気づかせたいですね。
  2. フライドポテトが “French fries” と記載されています。他の食べ物は全て小文字なのに、フレンチフライだけ大文字で始まっています。
    おそらく、French は国名を表しているので、大文字で始まるようです(諸説あります)。

5年生、6年生教科書対応の新しいゲーム

久しぶりに新しいゲームを作成し、アップしました。
ローリングウッドボックスⅡ

光村図書出版 Here We Go! 5 (5年生)のUnit 1, 2, 3, 4, 7, Here We Go! 6 (6年生)のUnit 1, 3で扱われている英文を取り入れいています。英語の音声はナチュラルスピードですので、最初は速いと思われるかもしれませんが、遊んでいる内に慣れてきます。楽しみながら、音声に馴染むことを目指しています。
扱っている英文は、以下の通りです。

How do you spell it? Y-U-I.
What do you want for your birthday? I want a pink pencil case.
What subjects do you like? I like English.
Can you ride a bicycle? Yes, I can.
How much is it? It’s 500 yen.
Where are you from? I’m from the U.S.
What are you good at? I’m good at running.
Do you watch wrestling? Yes, I do.
What do you want to watch? I want to watch rugby.

Ruffleを使っていますので、Chrome等のモダンブラウザーで遊ぶことができます。

Today, I Will Fly!

“An Elephant & Piggie Book” シリーズの1冊です。

突然 “Today I will fly!” と言い出すPiggie(ぶたさん)と、”You will not fly today.” と冷静な Elephant(ぞうさん)のかけ合いが楽しい1冊です。
1文1文が短く、児童書にしてはページ数が多いですので、テンポよく読み進めていくことができ、一斉授業での読み聞かせに合っています。

“help” を得て、願いを叶えたPiggieに、児童からは驚きの声があがりました。
最後にはしっかりオチがあります。

5年生で習う “She” や、6年生で習うイタリック体の “do” が使われていて、学習したことの確認もできます。

“An Elephant & Piggie Book” シリーズはイラストもかわいく、どの本も楽しいのですが、特にお勧めの1冊です。

Let’s Try! 2 Unit 5 カード活用の仕方

Let’s Try! 2 Unit 5 “Do you have a pen?” では、巻末のカードで様々な活動に取り組むことができます。
活用方法です。

ビンゴゲーム。
①カードを切り取り、P21の枠に6枚置かせます。
②教師は黒板掲示用のカードをよく混ぜ、ランダムに選びます。その際、 “Do you have a (間をとる) pen?” のように、英文を用いて児童に提示します。
③置いたカードの中に教師が提示したカードがあった児童には “Yes, I do.” と答えさせます。なかった児童には “No, I don’t.” と答えさせます。
④カードがあった児童には、カードを裏返させます。
⑤教師は、提示した掲示用カードを黒板に貼ります。
⑥全てのカードを裏返せたらビンゴになります。

イラストをすぐに見せるのではなく、言い終わってしばらくしてから提示すると、児童は音をよく聞いて判断するようになります。

交換ゲーム
同じカードを集めさせます。
①児童に、集めるカードを決めさせます。
②児童に、集めるカード以外のカードを持たせます。
③児童は教室内を自由に歩きながら、ペアの相手を探します。
④集めるカードを友達に尋ねさせます。例えば pen のカードを集める児童の場合、 “Do you have a pen?” と相手に尋ねます。
⑤尋ねられた児童が pen のカードを持っている場合、 “Yes, I do.” と答えます。
⑥ペアで尋ね合い、互いに “Yes, I do.” と答えた場合、カードを交換します。

同じカードを集めるのは楽しいようで、繰り返し活動に取り組む様子が見られます。

“How many?” と尋ね合い、グループを作る。
① 集めた同じイラストのカードを持たせます。
② “How many?” と尋ね合い、同じ枚数のカードを持っている友達を探します。
③同じ枚数同士のグループができます。

Let’s Try! には “How many pencils?” 等、文房具まで尋ねることになっていますが、最初は “How many?” だけから始める方が定着が速いです。

Let’s Try! 2 Unit 5 チャンツの指導

Let’s Try! 2 Unit 5 “Do you have a pen?” のチャンツは、教具を用いると覚えやすくなり、楽しく取り組むことができます。

教具:巻末カードと同じイラストの掲示物、100円ショップで購入できる〇と×のプレート、指し棒

掲示物の作成方法ですが、私は巻末カードを拡大カラーコピーし、ラミネートしました。

① pen, eraser, pencil case, ruler, stapler の順に掲示します。
② “Do you have a pen?” のチャンツに合わせ、 イラストを指し棒で指します。
③ “Yes, I do.” では〇のプレートを出します。
④ “No, I don’t.” では、×のプレートを出します。
⑤ チャンツでは順に英文が流れるのではなく、行ったり来たりします。慣れるとスムーズに提示できるようになります。
⑥ 慣れてきたら、音声なし、字幕なしにも挑戦しましょう。
⑦ さらに慣れてきたら、女の子のパートは女子、男の子のパートは男子、と分けると楽しく取り組めます。
⑧ 男女逆にしても楽しいです。

「ケン」と「キャーンt」

「できる」「できない」を表す助動詞 “can” “can’t” は、聞き取りが難しい音です。

教科書のリスニング問題で “I can …” “I can’t …” が混じった発話を聞いて「できること」を選ぶ問題では、多くの児童が「分からない」と困惑していました。
何となく、 “can” は「キャン」 “can’t” は「キャント」という音だと思いがちです。ところが「キャント」の「ト」の音がほとんどしないから、難しく思えます。

私はPraatを用いて、”can” “can’t” の音を提示しました。
まず、”can” “can’t” が登場する動画を見せました。
以下の動画が秀逸です。

“WHAT CAN YOU DO?”
https://www.youtube.com/watch?v=a91oTyA0Oq8&t=36s

この動画の “I can smile.” をPraatのサウンドエディタで表示したところ、以下のようになりました。

“can” の部分のみ再生すると、「ケン」のように聞こえます。

一方、”I can’t swim.” を表示すると、以下のようになりました。

“can’t” のの部分のみ再生すると、「キャーンt」のように聞こえます。

長さを比較すると、「ケン」は約0.17秒、「キャーンt」は約0.41秒と、約2.4倍の違いがあります。
また波形を見ると、「ケン」は弱く、「キャーンt」は強いです。

つまり、”can” は「ケン」という音になり、短く弱い音です。
“can’t” は「キャーンt」という音になり、強く長い音です。

日本語でも、肯定するときは普通に話しますが、否定するときは強めに言いますね。
(例:同じ注意をするとき:肯定「廊下を歩きます」 否定「廊下を走りません」)

LongmanのPronunciation Dictionary (Wells, 2008) を確認すると、以下のようになります。
can → strong form [kæn] weak form [kən]
can’t → [kænt] ※アメリカ発音、[kæn] ※子音の前(母音の前もあり得る)
canと違い、弱形はないと明記されています。

“can” が「ケン」、”can’t” が「キャーンt」で、ある程度近い音になっているといえます。”can’t” に関しては、「キャーンt」と板書しながら /æ/ 音の発音を聞かせると、児童はかなり近い音を発音できるようになると実感しました。

また「キャント」の「ト」が聞こえにくいのは、次の子音や母音と連結するため、聞こえにくいのではなく、そもそも /t/ の音がないことも分かります。つまり、 “can” “can’t” の弁別は語尾の /t/ ではなく、母音の音質と母音長で行われていることになります。

Longmanに明記されているように “can” の弱形が「ケン」なので、 “Yes, I can.” のcanは「ケン」ではなく /kæn/ になります。ですので、”can” は強形、弱形、どちらも練習する必要があります。
「”Yes, I can.” の”can” が聞こえたら『できる』の意味だ」と考えていると、確かに “I can…” “I can’t…” が混在している文で児童は混乱してしまいますね。

なお、Longmanによるとcan’t のイギリス発音は[kɑːnt]で、この音も動画の中に登場します。

Wells, J. C. (2008). Longman pronunciation dictionary (3rd ed). Pearson/Longman.

一輪車、自転車からの小話

光村図書出版 Here We Go! 5 Unit 5 に一輪車 (unicycle) と自転車 (bicycle) が登場します。

単語を分解すると、理解させやすくなります。

  • cycle (サイクル) は車輪を指します。子供たちからは「リサイクルや!」の声が上がりました。
  • bicycle は自転車です。biとcycleに分け、「biは2を表す」ことを伝えます。biが2として使われている例には、bilingual(バイリンガル:2カ国語を話せる人)が挙げられます。車輪が2つだから、bicylceになるのですね。
  •  unicycle は一輪車です。「uniは1を表す」ことを伝えます。uniが1として使われている例には、unicorn(ユニコーン)が挙げられます。車輪が1つだから、unicycleです。
  •  この規則を使うと、三輪車も表現できることを伝えます。三輪車は、tricycleになります。「triは3を表す」ことを伝えます。triが3として使われている例には、triangle(トライアングル)が挙げられます。
  •  児童からは、「四輪車はないの?」という質問ができます。四輪車は、 quadricycle になります。「quadは4を表す」ことを伝えます。「クワッド」と呼ばれる日米豪印の4カ国枠組みがニュースになっていましたので、「聞いたことがある」と言う児童もいました。

なお、「リサイクル (recycle)」の「リ」とは、「再び」を表します。廃棄物や不要品を工夫して資源とし、再利用して循環(サイクル)させるから「リ・サイクル」ですね。

語順カードの使い方

光村図書出版 Here We Go! 6 Unit 5では、語順を扱うカードがあります。
私は以前作成したシートを用いて、語順について気づかせる活動に取り組んでいます。

動詞のカードは、 like, want, have, play の4つがあります。
シートには “I” が3つ縦に並んでいますので、その下に “I” のカードを置かせ、4つの動詞カードを置かせます。

  1. 「好きなカードを使って、英語の文章を作りましょう」と指示をします。すると児童は、「私」「好き」「ハンバーガー」のようにカードを並べ “I like hamberger.” の文を作ります。
  2. 「並べたカードを、日本語になるよう並べ替えましょう」と指示をします。すると児童は、「私」「ハンバーガー」「好き」のように、動詞と目的語のカードを入れ替え、「私はハンバーガーが好きです」の文を作ります。
  3. 「日本語は他の並べ方でも文になります。他の並べ方を考えましょう」と指示をします。児童は戸惑いますが、「ハンバーガー」→「私」→「好き」のように並べ、「ハンバーガーを好きなのは私です」のような文を作ります。
  4. 日本語は助詞があるため語順に融通が利きますが、英語は語順を変えると意味が通らなくなることを伝えます。
  5. 「カードを、4つ全ての動詞で使えるカード、3つの動詞で使えるカード、2つの動詞で使えるカード、1つの動詞でしか使えないカードに分けましょう」と指示をします。
  6. 答えは以下の通りになります。
    “like”, “want”, “have”, “play” の4つ全てで使える → 楽器のカード
    “like”, “want”, “have” の3つで使える → 食べ物のカード
    “like”, “play” の2つで使える → スポーツのカード
    “like” 1つしか使えないカード → 水泳のカード
    “I like swimming.” はOKですが、 “I play swimming.” とはいいません。
    “I swim.” となります。 “swim” は自動詞だからです。

語順カードを使って、言葉の特徴に気づかせることができます。