浮沈紙の作り方

手品です。 ペットボトルに入っているプラスチックの魚(タレ瓶魚広口:お寿司屋さんで醤油が入っている入れ物)が、自在に上がったり下がったりします。 ペットボトルを押すと、パスカルの原理で魚の中の空気が圧縮され、水が入ってくることで重さが増し、下に移動するというタネです。 逆に、ペットボトルの力を緩めると、魚の中の空気が元に戻り、魚の中の水が排出されることで上に移動します。 この手品を「浮沈子」といいます。
作り方は、まずプラスチックの魚(タレ瓶魚広口)に、ナットをつけます。 プラスチックの魚は3ml、ナットはM6がちょうどいい大きさでした。
プラスチックの魚のひれ部分だけが水面からでるくらいまで、水を吸い込みます。 ペットボトルに水を満タンまで入れ、プラスチックの魚を入れて、蓋をすれば完成です。 魚が下に下りてから上がらなくなった場合は、ペットボトルの水を少し減らすか、魚の水を少し抜いてください。 逆に、なかなか魚が下りない場合は、魚にもう少し水を吸い込ませてください。 ずっと遊んでいる内に、魚が沈んだままになって、上に浮き上がらなくなることがあります。これは魚内部の水が増えてしまっているだけなので、魚の水を少し抜いてください。 プラスチックの魚に、油性マジックで色をつけると、個性的な浮沈子ができますよ。