“Do you have 〜?” におけるカードの使い方

第1時 ジャンケン列車ゲーム
文房具のカードから、まずは1枚だけ好きなカードを切り取らせます。
全員がカードを1枚持ち、互いに自分と同じカードを持っていないか尋ね合わせます。
例えば、 “pencil” のカードを持っていれば、 “Do you have a pencil?” と相手に尋ねさせます。持っていれば “Yes, I do.” 持っていなければ “No, I don’t.” となります。
同じカードを持っていれば、ジャンケンをして、ジャンケン列車を作っていきます。
ジャンケン列車が一通りできあがった後、全員をその場にしゃがませます。

“Pencil team, stand up.” と立たせ、全員に “Do you have a pencil?” と尋ねさせます。立っている児童は、 “Yes, I do.” と答えます。

ジャンケン列車ゲームはシンプルだが、シンプルな分、表現を用いやすい利点があります。すぐに取り組めるのも利点です。

第2時 カード集めゲーム
文房具カードを全て切り取らせます。
教室の中を自由に歩ける環境で、相手とジャンケンをします。
勝った児童は、 “Do you have a pencil?” と自分のほしいカードを相手に尋ねます。
ジャンケンに負けた児童が “pencil” カードを持っている場合、勝った児童はほしいカードをもらえます。持っていない場合、もらえません。つまり、ジャンケンに勝ってもカードをもらえるとは限りません。
このゲームはとても盛り上がります。しかも、対話するたびに “Do you have 〜?” と尋ねるので、対話文を定着させやすいといえます。

ある程度時間が経った段階で “Please go back to your seat.” と席に戻らせ、好きな文具カード6枚を Let’s try! に貼らせます。好みのデザインに貼る児童もいますし、バラバラのカードを貼る児童もいますし、同じカードを6枚貼る児童もいます。
子供同士互いの文具を見せ合うことで、盛り上がります。