町案内の目印シール

教室内を町に見立てて、道案内を体験させる活動があります。
これまでは教室の床にマジックで印を書いたり、マーカーコーンを置いたりしてきました。ですが、マジックはすぐに薄くなり、マーカーコーンはすぐに動いてしまいます。
そこで、市販のシールを床に貼ってみました。大きさは、直径が20mmのものです。この大きさですと、十分に目立ちます。

一番の利点は、使用後、きれいに剥がせることです。ガムテープやマスキングテープでは、しばらく使った後に剥がすと、黒い汚れが床に付着していました。シールはきれいに剥がせます。

活動に取り組ませる際は、行き先の写真を裏返しておくと、道案内が成功したかを確認でき、ゲーム感覚で取り組ませることができます。

In, on, by, under スピードゲーム

前置詞 in, on, by, under を定着させるゲームです。
用意するものは、教材のお札です。児童には、自分たちの筆箱、消しゴムを用意させます。

4人1班にします。1班にお札をある程度(十数枚)ずつ渡します。
一人の児童がタイミングを合わせて、 “in, on,by,under” のどれか一つを言います。
残りの児童は、言われた場所に消しゴムを移動させます。
例えば、 “in” と指示された場合、消しゴムを筆箱の中に入れます。

“on” は筆箱の上。

“by” は筆箱の近く。

“under”は筆箱の下です。

一番速く消しゴムを筆箱に入れられた児童に、お札を1枚渡します。
速かった児童が複数いる場合、その全員にお札を渡します。
お札がなくなるまで続け、一番多くお札をもらった児童が勝ちとなります。

初めて “in, on,by,under” に接する児童にとって、位置関係を覚えるのは意外と難しいものです。このゲームを通じて、遊びながら前置詞を定着させることができます。