カルタでの,アゴゴドラム活用

英語カルタは,とても盛り上がります。
カルタは楽しいだけでなく,語彙の練習につながります。
ところが,カルタを読み上げると児童から歓声が上がりすぎて,次の札を読めないことがあります。
都度注意をして,静かにさせるのは授業のリズムが悪くなりますし,せっかくの楽しい雰囲気を損なってしまいます。

私は,アゴゴドラムを活用しています。
アゴゴドラムには,低,高,2つの音が出せる太鼓があります。

私は次のように使っています。
①リズムよく,低を8回叩きます。すると,徐々に静かになります。そして,高を2回叩きます。
②カードを読み上げます。
③児童がカードを取ります。すると歓声が上がります。

このルーティンの繰り返しです。
低が8回鳴ると,「次に進む」の合図になります。
高を2回鳴らすと,「読む」の合図となり,児童は聞く準備を整えます。 注意しなくても,児童は静かになります。

このルーティンに慣れれば,次の方法も使えます。

“Put your hands on your head.” と指示をして, 児童に頭の上に手を置かせます。
その際,教師も手を頭に置きながら,アゴゴドラムを上方向に向けて持ちます。
①の低を8回ほど叩く際,手を頭につけながらアゴゴドラムをたたきます。そして,高を2回叩きます。

この方法を使うと,児童は自然と手を頭につけます。教師にとって難しいのは,アゴゴドラムが見えないことです。これは,慣れればできるようになります。