英語になった日本語として、「すし」「まんが」「柔道」「てんぷら」「カラオケ」等が挙げられます。元々は日本語ですが、世界中に普及したので英語の辞書にも収録されています。その中で、「カラオケ」は不思議な単語です。英語で書くと、 “karaoke” です。どう読んでも「カラオケ」になりそうですが、英語では「ケリオキ」という発音になります。
OALDで発音記号を調べたところ、アメリカ発音でもイギリス発音でも、 /ˌkæriˈəʊki/ ([uncountable] (from Japanese)) でした。1文字目の「カ」が「ケ」になるのは、発音記号が /æ/ (アッシュ)なので、まだ理解ができます。ですが、2文字目以降の「ラオケ」が「リオキ」になるのが不思議でした。
ですが、先日ある6年生女子が鋭い指摘をしてくれました。
「以前、英語にアオの並びはないと先生が言っていましたが、「カラオケの」「ラオ(rao)」にはアオが入っているので、言いやすいように言い方が変わったのではないですか?」とのことでした。
この指摘には大変驚きました。英語に、「アオ」の並びの単語はないようです。私の名前(まさお: Masao)にも「アオ」が入っていますが、英語母語話者には難しいようで、まさよ (Masayo) と言われることもありました。だからカラオケの「ラ」が「リ」に代わり、語末の「ケ」も引っ張られて「キ」に変わった可能性があります。児童の発想の豊かさに驚かされました。
なお、manga と comic の違いですが、manga は特に日本語のマンガを指すようです。