月日の指導

“When is your birthday?” の表現では,児童が自分の誕生日を英語で答えられるよう,指導をします。
「月」についてですが,英語では日本語の「1月」「2月」のように数字を用いて表現せず,月ごとに名前があるので,フラッシュカードやチャンツを活用して繰り返し練習に取り組ませます。

「日」についてですが, “st” “nd” “rd” “th” を整理すると理解しやすくなります。

「ファーストの仲間」「セカンドの仲間」「サードの仲間」「thの仲間」の4グループに分けると分かりやすいです。

また,発音の例外も押さえておきます。
“5th” → “five-th” ではなく, “fifth”
“20th” → “twenty-th” ではなく, “twentieth” (“e” が入ります)
“25th” → “twenty-five-th” ではなく, “twenty-fifth”
“30th” → “thirty-th” ではなく, “thirtieth” (“e” が入ります)

まずは,児童に自分の誕生日を言えるよう,指導します。
そして,児童が互いの誕生日を伝え合う中で,様々な月日の言い方に慣れていくことができます。

大リーグの小ネタ

Los Angeles Dodgers (ロサンジェルスドジャース) の “Dodgers” は, “dodge” (よける)に由来しています。

ドジャースは,ニューヨークのブルックリンで誕生した球団です。1890年,ナショナルリーグにデビューしたときのニックネームは,結婚したばかりのプレーヤーが多かったことから “Bridegrooms” でした。この年,いきなり優勝します。
やがて,ブルックリンの街中を,迷路を走るように複雑な路線を持っていた路面電車から, “Trolley Dodgers” との愛称がつき,それが “Dodgers” へと変わったそうです。
現在は本拠地を移し,ロサンジェルスの球団となっています。

以上,ドジャースのサイトより
Los Angeles Dodgers

小学校で人気のドッジボール (dodgeball) は,ボールをよけることに由来しています。ドッジボールとドジャースには,意外な繋がりがありますね。

Take me out of the ball game

大リーグでは,7回裏の攻撃前にホームチームが “Take me out of the ball game” を合唱します。Here We Go! 6 では,この曲が教材として扱われています。
歌詞の中でホームチームのチーム名が歌われますが,どのチームでもリズムが合います。考えてみれば,大リーグのチーム名はほとんどのチームが2音節ですので,リズムよく歌えます。
3音節の球団は “Guardians” や “Cardinals” “Athletics” がありますが,3音節でもリズムが合います。逆に1音節では “Braves” や “Rays” “Reds” がありますが,母音を伸ばすことでリズムが合います。
音節数が長そうなのは「ダイヤモンドバックス」ですが, “Diamondbacks” の “Diamond” (ダイヤモンド)は,2音節です。辞書によって3音節で記述されているものもありますが,OALDで確認すると2音節,LDOCEで音を確認すると2音節でした。従って,「ダイヤモンドバックス」も3音節の球団のようです。ただ,“Take me out of the ball game” で歌うときは省略して “Dbacks” と歌われるようです。
ちなみに,「ダイヤモンドバックス」とは,アリゾナ州に生息するダイヤガラガラヘビだそうです。

道案内の授業エピソード

道案内をする単元では,教室内に町を再現し,実際に身体を動かして道案内をさせます。

Where is the gym? の授業を実施してみて
Where is the treasure? タスクカード
Where is the treasure?

タスクカードを使った授業では,教師の思いもよらない「道案内」の様子が見られました。

エピソード1
「トイレットペーパーを買いたい」とのお題に,案内役が「大型ショッピングセンター」に案内したら, “No” との返事。理由は,「ドラッグストアの方が安いから」でした(「大型ショッピングセンター」も,「ドラッグストア」も,どちらも地図に入れていました)。

エピソード2
「勉強したい」とのお題に,「学校」ではなく「喫茶店」を案内したら “No” との返事。理由は,「コーヒーチェーン店の方が好きだから」(「学校」も「喫茶店」も「コーヒーチェーン店」も,全て地図に入れていました)。

エピソード3
タブレット型端末を使っていない案内役が,ずっと案内に成功。理由は,「コンビニの場所だけ覚えて,コンビニに連れて行ければどのお題でもうまくいくから」。

エピソード4
「先生に会いたい」のお題に,「学校」ではなく,教卓に案内した案内役がいました。「本当に先生がいるところ」との理由で,迷子役は “Thank you!” と満足していました。

職業の英語表記一覧

“What do you want to be?” の答えとして,児童が挙げた職業を記載します。バラエティに富んでいて,驚きました。

actor 俳優
actress 女優
artist 芸術家
backup dancer バックダンサー
baker パン屋さん
ballerina バレリーナ
baseball player 野球選手
basketball player バスケ選手
bus driver バスの運転手
business owner 自営業
cabin attendant フライトアテンダント
carpenter 大工
civil servant 公務員
comedian コメディアン
cook 調理師
dentist 歯医者
Disney cast member ディズニーキャスト
doctor 医師
EMT 救急救命士
farmer 農家
fashion designer ファッションデザイナー
fire fighter 消防士
fisherman 漁師
florist 花屋
hairdresser 美容師
lawyer 弁護士
manga artist 漫画家
nursery teacher 保育所の先生
office worker 会社員
pastry chef パティシエ
pharmacist 薬剤師
pianist ピアニスト
pilot パイロット
police officer 警察官
politician 政治家
professional gamer プロゲーマー
professional swimmer プロ水泳選手
professor 大学教授
professional athlete プロのスポーツ選手
remote worker リモート会社員
scientist 科学者
singer 歌手
soccer player サッカー選手
sports coach コーチ
swimming coach 水泳コーチ
system engineer システムエンジニア
teacher 教師
traveler 旅行者

発表をさせる際, “I can …” “I like …” “ I’m good at …” 等の既習文と合わせて文を作らせます。
その際のポイントです。

“I want to be …” と “I like …” は内容が近くなりがちです。
(e.g.) “I want to be a baseball player. I like baseball.”
ですので, “I like” は好きな選手等の方が話が膨らみます。
(e.g.) “I want to be a baseball player. I like Ohtani Shohei.”

“I can …” と “I’m good at …” も内容が近くなりがちです。
(e.g.) “I can play baseball well. I’m good at playing baseball.”
“I’m good at …” は,職業に関連する教科名を入れることができます。
(e.g.) “I can play baseball well. I’m good at P.E.”

その他,vet なら “I have (want) a dog.” civil servant なら “I like 〇〇.” (自分の居住地),また, “I want to study hard.” “I want to help people.” 等も使いやすい表現です。

語順カード用のプリント

光村図書出版 Here We Go! 6 Unit 5では,巻末カードを用いて語順を考えさせることができます。
この授業については,以前記載しました。

語順カードの使い方

今回,児童に配布するプリントを作成しました。

語順プリント(pdf)

表面は語順を考える際に活用します。
裏面は, “I” と動詞をなぞらせ,目的語にカードをのり付けさせます。作成したプリントを元に, “I like sushi.” “I play the piano.” と,4つの動詞を用いた児童同士の対話を行わせます。「全く同じ文面の児童を探そう」と伝えると,楽しく活動させることができます。