(タイトル→)Source SS df MS F-ratio p-value eta2 p.eta2 G.eta2
A at b1 1.8172 1 1.8172 0.1693 0.6829 ns 0.0041 0.0041 0.0041
Er at b1 440.0433 41 10.7328
A at b2 364.2454 1 364.2454 21.0288 0.0000 *** 0.3390 0.3390 0.3390
Er at b2 710.1732 41 17.3213
A at b3 79.9154 1 79.9154 7.5087 0.0091 ** 0.1548 0.1548 0.1548
Er at b3 436.3636 41 10.6430
B at a1 38.0952 1.41 27.0149 2.1053 0.1520 ns 0.0702 0.0952 0.0702
s x B at a1 361.9048 28.2 12.8321
B at a2 493.9394 2 246.9697 14.6910 0.0000 *** 0.3135 0.4116 0.3135
s x B at a2 706.0606 42 16.8110
3学期の授業を実施しての,備忘録です。 5年生の3学期に,光村図書出版 Here We Go! 5 のUnit 7 (の後半), 8, 9を実施しました。 Unit 7は “What would you like?” Unit 8は “Where is the gym?” Unit 9は “My hero is my brother.” です。 どの単元も楽しく活動ができます。 Unit 7, 8は,カードや教具を用いて買い物の活動をしたり,教室内の机を並び替えて道案内をしたりと,様々なアクティビティを通じて学習できる単元です。 一方,Unit 9は,あこがれの人についての発表に繋げられる単元です。 3学期はUnit 7→ 9→ 8の順に実施すると,活動中心,発表中心,活動中心の構成となり,メリハリがつき,評価も実施しやすくなると思いました。
光村図書 Here We Go! 6 Unit 9 では、中学校生活がテーマとして扱われています。
部活動の表現として、 “team” と “club” があります。
Club
・ art club, computer club, dance club, drama club, kendo club, newspaper club, science club
Team
・ baseball team, basketball team, soccer team, track team, volleyball team
一方、Here We Go! では “Go straight for two blocks.” “Turn left at the second corner.” “You can see it on your right.” 等、表現が増えています。「2ブロック直進してください」「2つ目の角を左に曲がってください」「右側に見えますよ」等、実際の道案内で使われるであろう表現が扱われています。
この単元では、表現のみでなく、概念、語順を指導する必要があります。
2ブロック先を右折する指示は、 “Go straight for two blocks. Turn right.” となります(下図参照)。交差点と交差点の間は1ブロックなのか、2ブロックなのかが少し分かりにくく、図で見ると「1.5」ブロックに見えますが、自分がいる場所も「1ブロック」に入りますので、2つ先の角は2ブロック先になります。
1ブロック先の(次の)角を曲がるときは、すぐ角ですから “Go straight for one block.” とは言いません。”Turn right.” で伝わります(下図参照)。
※ “one block” は言わない、というのはポイントになります。
では、目的地が次の位置にある場合(下図参照)、どう表現するでしょうか。
右折してから2ブロック先に目的地があるので、右折してから “Go straight for two blocks. You can see it on your left.” となります(下図参照)。図で見ると1.5ブロックに見えますが、2つ目のブロックなので、 “two blocks” になります。
では、目的地が次の位置にある場合(下図参照)、どう表現するでしょうか。右折してから1ブロック目なので、 “Go straight for one block.” は言いません。単に “You can see it on your left.” となります。
「ブロック」の表現を練習させた後、 “Turn right at the second corner.” を指導します。日本語の感覚からすると、「2つ目の角を曲がってください」と言う方が自然に思えます(下図参照)。
簡単そうですが、この表現には3つの難しさがあります。
1つ目として、序数を使うということです。 “One, two, three…” はすぐに言えても、 “First, second, third…” はちょっと考えないと発音しにくい児童が多いです。
2つ目として、日本語は「『2つ目の角を』『左に』曲がってください」という語順ですので、 “second corner” “turn right” の語順で言いがちです(それでも通じますが)。
3つ目として、「語順が逆になる」と意識すると、”Turn right” と言った後、しばらく考えてから “at the second corner.” と言いがちなので、聞いている児童は「1つ目の角?」「2つ目の角?」と混乱します(下図参照)。
“Turn right at the second corner.” は一続きで成立する文なので、途中で切ってしまうと “Turn right.” として認識されてしまいます。
“Turn right at the second corner.” の文は、発音するのには難しさがありますが、聞くだけならこちらの方が簡単です。
「2つ目の角を曲がってください」という言い方は、「ブロック」の表現を練習し、充分に聞いた後、挑戦させる方が負担が少ないようです。
各社の教科書を見てみると、ブロックの表現が使われているのは、Here We go! 5 (光村図書)、NEW HORIZON Elementary! 5 “Where is the post office?” (東京書籍)、 CROWN Jr. 5 “Try 道案内” (三省堂) でした。
“Turn right at the second corner.” (2番目の角)の表現が使われているのは、Here We go! 5 (光村図書)、NEW HORIZON Elementary! 5 (東京書籍)、 CROWN Jr. 5 (三省堂)、 ONE WORLD Smiles 5 “Where is the station?” (教育出版)でした。