HTML5で作成したプレゼンテーション教材を修正しました。
・ ページ名
・ 「+追加」ボタンと「ファイルを選択」ボタンの混同が多かったので,場所を入れ替えました。また「+追加」ボタンの表記を,「内容を増やす」に変更しました。
“I can …” “I can’t …” のイントネーション
can, can’t の違いは,「キャン」「キャント」のように「ト」のあるなしではなく,母音の音質と長さにあります。
“I can …” の “can” は /kən/ “I can’t …” の “can’t” は /kænt/ と発音します。
授業で,母音の音質と母音長を意識しながら発音練習に取り組んだのですが,どちらを言っているのか,分かりづらい児童が多くいました。その児童の発音は, “I” のピッチが高く,音の長さが長く,強く発音しています。
日本人は, “I” で始まる文の “I” に強い強勢を置きがちです。小学生でも,大人と同じ傾向が見られます。
“I can swim.” “I can’t swim.” の2文で, “I” に強勢があると,その後の “can” “can’t” の違いが分かりにくくなります。
そこで,強勢記号をつけて,視覚的に分かりやすくしてみました。

出発点の “I” の声を低く,短く発音する練習をします。“can’t” では「できない」ことを表現するため,強い強勢になります。「 “can’t” は,長く,高く声を出してごらん」と指導すると,かなり分かりやすい発音になりました。
発音指導は分節音だけでなく,プロソディも大切だということを改めて実感しています。
HTML5教材のURLパラメータについて
発表用教材,対話用教材をHTML5で作成しました。
実際に授業で使ってみたところ,これらの教材は内容をキャッシュに保存するため,前の単元で記入した内容が表示されることがありました。そこで,URLパラメータに対応させました。
発表用教材のパラメータ・・・「?id=studentA」
対話用教材のパラメータ・・・「?unit=Unit1」
発表用教材と対話用教材でパラメータの書式を変えています。
リンクページからは,パラメータに対応したリンクを貼っています。
対話用教材の5年生Unit4は教材が2つあるので,「?unit=Unit1」の数字を「A」,「B」にしました。
Googleクラスルーム等で,児童のタブレット型端末にURLを送る際,URLパラメータを変えることで,同じ教材でも内容を変えて使い分けることができます。
「English」ボタンの追加
トップページに「English」ボタンを追加しました。
「English」ボタンをクリックすると,新しいタブが開き,サイト全体がGoogle翻訳により英訳されます。
保護中: W_PiE 2025年8月研究会資料
2学期,3学期分のタブレット型端末用教材を作成しました
2学期,3学期分の対話用,発表用のタブレット型端末教材を作成しました。
私が使っているのは光村図書出版の『Here We Go!』ですので,『Here We Go!』の単元に合わせて作成しました。
発表用教材は,ゴールが「発表」の単元で活用します。
以下は,私が設定しているそれぞれの単元のゴールです。
5年生
Unit 1, 2 《発表》My name, birthday. (2ユニット併せて)
Unit 3 《発表》Googleスライドで,キャラクターのための時間割を作成
Unit 4 自作スライド教材での録音提出
Unit 5 《発表》 My hero.
Unit 6 教室内で,タブレット型端末を用いて道案内
Unit 7 実際に注文
Unit 8 《発表》This is my town.
6年生
Unit 1 対話活動
Unit 2 《発表》 Welcome to Japan.
Unit 3 自作スライド教材での録音提出
Unit 4 《発表》 My summer vacation.
Unit 5 クイズを作成
Unit 6 《発表》 I want to go to Italy.
Unit 7 《発表》 My dream.
Unit 8 思い出についてのポスター(手作り)
対話用教材は,以下の単元で活用します。
5年生
Unit 4 He/ She can do kendama.
Unit 5 My hero.
6年生
Unit 2 Welcome to Japan.
Unit 4 My summer vacation.
Unit 7 My dream.
Unit 8 My best memory.
6年生のUnit 6は,教科書の記述欄が充実しているので,教科書を用いて対話を行います。
児童に発表をさせる方法
6年生の学習内容は、児童がスライドにまとめたことを発表させる単元が多くなります。
どのように発表させるか、尋ねられることがありますので、整理しました。
①教師が手本のスライドを作る。
例えば、「将来の夢」について発表させる際は、以下のようなスライドを用意します。
1枚目 テキスト → “My dream.” 氏名 (先生の名前)
2枚目 テキスト → “I want to join the” + イラスト「バスケットボールチーム」
3枚目 テキスト → “I’m good at” + イラスト「ランニング」
4枚目 テキスト → “I want to study” + イラスト「英語」
5枚目 テキスト → “I want to be a ” + イラスト「先生」
6枚目 テキスト → “I like” + イラスト「子供たち」
7枚目 テキスト → “Thank you.”
スライドを作成させる前に、まず教師が手本を示します。
上記のスライドですと、以下のような文章になります。
“Hello. My dream. I’m (先生の名前). I want to join the basketball team (in junior high school). I’m good at running. I want to study English. I want to be a teacher. I like children. Thank you.”
②テキストで記入している文字は定型文ですので、イラストを変更していけば、とりあえずスライドが完成することを伝えます。1名目の氏名は、先生の名前を児童の名前に変更させます。
③スライドを増やしたい児童は、コピーして増やしてよいことを伝えます。
このようにすれば、英語が苦手な児童もイラストを変えるだけでスライドを作ることができます。英語も入力したい児童は、教科書やピクチャーディクショナリーを見ながら入力してもよいと伝えます。
私はGoogleクラスルームで教材を配布する際、ピクチャーディクショナリーのリンクも添付します。
発表に使えるイラストは、なかなか見つかりません。結局ピクチャーディクショナリーのイラストが1番使いやすいことが多いです。
カラオケはケリオキ、その理由は?
英語になった日本語として、「すし」「まんが」「柔道」「てんぷら」「カラオケ」等が挙げられます。元々は日本語ですが、世界中に普及したので英語の辞書にも収録されています。その中で、「カラオケ」は不思議な単語です。英語で書くと、 “karaoke” です。どう読んでも「カラオケ」になりそうですが、英語では「ケリオキ」という発音になります。
OALDで発音記号を調べたところ、アメリカ発音でもイギリス発音でも、 /ˌkæriˈəʊki/ ([uncountable] (from Japanese)) でした。1文字目の「カ」が「ケ」になるのは、発音記号が /æ/ (アッシュ)なので、まだ理解ができます。ですが、2文字目以降の「ラオケ」が「リオキ」になるのが不思議でした。
ですが、先日ある6年生女子が鋭い指摘をしてくれました。
「以前、英語にアオの並びはないと先生が言っていましたが、「カラオケの」「ラオ(rao)」にはアオが入っているので、言いやすいように言い方が変わったのではないですか?」とのことでした。
この指摘には大変驚きました。英語に、「アオ」の並びの単語はないようです。私の名前(まさお: Masao)にも「アオ」が入っていますが、英語母語話者には難しいようで、まさよ (Masayo) と言われることもありました。だからカラオケの「ラ」が「リ」に代わり、語末の「ケ」も引っ張られて「キ」に変わった可能性があります。児童の発想の豊かさに驚かされました。
なお、manga と comic の違いですが、manga は特に日本語のマンガを指すようです。
えいごリアンDVD (1,2) を購入
最近、えいごリアンのDVDを購入しました。えいごリアンは2000年、えいごリアン2は2001年の作品ですが、現在でも小学校で活用するには最高の英語番組の一つだと思います。
えいごリアンのリンクは、かなり前からNHKのホームページから消えていましたが、実は2025年3月までURLを直接入力することで閲覧することができました。しかし、2025年4月より、URLを直接入力しても見られなくなりました。そこで急遽DVDを購入しました。
DVDの方が画像がよく、音声もクリアです。音量自体もweb版より大きく、教室向きです。地上波で放映された映像を、さらに編集したのか、BGMが増えている箇所もありました。パソコンにDVD再生装置をつけて授業で使っていますが、使ってみると動作は軽く、web版と遜色ない使いやすさです。
えいごリアンでは、プロの役者が演じています。2025年の現在でも、児童の心をグイッとつかむのは、プロの演技がなせるものだと実感します。
児童の発表(プレゼンテーション)における変化
児童に発表をさせるときのスタイルを変えました。
これまでは、Googleスライドでプレゼンテーション資料を作らせていましたので、クラスルームのドライブから、発表する児童のファイルを予め起動しておき、発表が終ったらタブを閉じていくようにしていました。児童には、「目線が大切だから、できれば発表内容を暗記して、クラスの全員を見ながら発表しましょう」と指導しています。そこで、児童が発表に集中できるよう、教師がスライドをめくっていました。
ただ、Googleドライブの順番が謎のGoogle順で、誰が次に発表するか分かりにくい面がありました。また、教師のパソコンで大量の児童のファイルを同時に開くので、教師パソコンの動作が遅くなることがありました。
タブレット型端末発表用教材を作ってから、児童が発表する際、大型ディスプレイに表示している Winbird (授業支援ソフト) の氏名を児童自身にダブルタップさせ、さらに全画面表示にして、児童が自分の端末を操作して発表するスタイルにしました。Winbirdは授業支援ソフトで、児童全員の端末の画面がサムネイルで表示され、画面を提示したり、比較したりできます。「目線が大切だから、できれば発表内容を暗記して、クラスの全員を見ながら発表しましょう」の指導は継続しています。そこで、暗記している児童については、端末を見なくても済むよう、キーボードの左右キーのみで操作させたり、児童の端末を教師が操作したりしています。
1クラス35人程度が発表する際、2時間に分けて発表をさせています。1時間目は希望者、2時間目は残り全員です。タブレット型端末教材を使うようになってから、2時間目は出席番号順など、任意の順番に発表できるようになりました。聞いている児童がGoogle formで評価を入力する際も、入力しやすくなったようです。